編著者
松井彰彦・川島聡・長瀬修
目次
はしがき
謝辞
序章 社会の中の障害者−−なぜ、「障害」を問い直さなければならないのか? 松井彰彦 1
第1章 顔の異形は「障害」である−−障害者差別禁止法の制定に向けて 西倉実季 25
第2章 障害女性の貧困から見えるもの 臼井久美子・瀬山紀子 55
第3章 きょうだい−−文化と障害 河村真千子 89
第4章 障害者制度改革の取組み−−日本の障害者制度の課題 長瀬修 131
第5章 「ふつう」の人の国の障害者就労 松井彰彦 165
第6章 知的障害の歴史−−イギリスと日本の事例 大谷誠・山下麻衣 195
第7章 障害者は「完全な市民」になりえるか? 星加良司 229
第8章 ディスアビリティ経験と公/私の区分 飯野由里子 259
第9章 差別禁止法における障害者の定義−−なぜ社会モデルに基づくべきか 289
第10章 障害等級を定めることの困難性 関口洋平
第11章 「障害を定義する」ということ 坂原樹麗・佐藤崇 349
第12章 盲ろう者と障害学 福島智 381
人名索引
事項索引
執筆者紹介