目次
- 序文 (pp. 7-14)
第1部 ゲイ・スタディーズとフェミニズム
- シンポジウム「ゲイ・スタディーズ ミーツ フェミニズム」 上野千鶴子、キース・ヴィンセント、河口和也 (pp. 25-64)
- クィアの起源:レズビアンとゲイの差異を語ること−−テレサ・デ・ラウレティス インタビュアー キース・ヴィンセント、新美広 (pp. 65-78)
- 偽りの友:男性同性愛のあらわれと女性の観客、救済の罠 ジョナサン・マーク・ホール(三村千恵子訳) (pp. 79-92)
第2部 ゲイ・スタディーズとアイデンティティ
- 座談会「書くこと/訳すこと/読まれること」〜日本におけるレズビアン/ゲイ・スタディーズの反響からみた受容〜 三村千恵子、原美奈子、村山敏勝、風間孝、キース・ヴィンセント、河口和也 (pp. 95-118)
- シンポジウム「セクシュアリティとアクティヴィズム」 浅田彰、キース・ヴィンセント (pp. 119-144)
- 同性愛者の「語り」の政治 河口和也 (pp. 145-160)
- 聴くこと/語ること〜「私」と「私たち」をとりまく政治の中で〜 松村竜也 (pp. 161-179)
第3部 レズビアン/ゲイ・アクティヴィズム
- 映画が私たちにもたらすもの〜ジョン・グレイソン インタビュアー 河口和也、風間孝
- ペドフィリアと政治:ILGA、NAMBLA、レズビアンとゲイの国際的な運動 アンディ・クアン(河口和也訳) (pp. 199-236)
- 表象/アイデンティティ/抵抗〜疫学研究におけるエイズとゲイ男性〜 (pp. 237-258)
- 編集委員あとがき 風間孝、キース・ヴィンセント、河口和也 (pp. 259-263)